悩める事業主のブログ

2010年11月アーカイブ

持ち帰った1500個ほどの微粒子が小惑星イトカワ由来のものと確認されたそうだ。

太陽系の歴史を紐解く重要な資料を持ち帰るという世界初の快挙となった。

7年の歳月をかけて6億kmを旅した「はやぶさ」、そして運用チームの方々へミッションコンプリートおめでとうと申し上げたい。

個人的に未来を築くのは科学技術であるという考えを持っているので、こういったニュースは、やはり嬉しい。

未知の宇宙や自然界の事象もこの先解明されるだろうから、より地球環境と親和性の高い文明が花開いて行って欲しいものだ。

 

2010.11.17 追記

直線的に飛行しないため、総飛行距離は60億km(日本経済新聞より)とのこと。

食料自給率について

農林水産省発表によるカロリーベース自給率は40%、価格ベース自給率は70%らしい。

これ以後、TPPを推進しつつ自給率を上げるとなれば、戸別補償金や助成金をつけて、高齢化が目立つ農家に丸投げするだけで効果が得られるのか。

極論を言えば輸入を無くせば計算上の国内食料自給率は100%になる。
ただ、その場合、日常生活に十分な食料が配分されるかどうかは別の話で、必ずしも数字が上がれば豊かな食生活に繋がるという訳ではない。

また、カロリーベース表示は高関税を維持するための政治的手段という見方もある。

それはさておき、野菜類は一部を除き、基本的に関税は問題にならないのだが、国内農家の無理な規模拡大によって管理が十分行き届いていない野菜が市場へ出回ってしまった場合、外国産地の品質の良い野菜にシェアを奪われるかもしれない。

現状の農家経営は国産嗜好の消費者によって支えられていると言っても良いかと思う。

さて、農家として外国産に負けない安い農産物を生産するファクターを考えてみると

・十分な広さを持った農地。
・優秀で低賃金な労働力。
・効率的な機械化、合理化。

等々、個人レベルで考えても解決すべき問題が山積みじゃないか。

そこで、

自給率向上のために消費者を巻き込んだムーブメントを考察してみた。

1.レクリエーション的に農業を楽しんで頂くことで農地活用につなげる。

いわゆるクラインガルテン、隣接してオートキャンプ場などの宿泊施設を併設すれば週末のレジャーとして成立するのではないだろうか。

2.植物工場

人工的に光、温度、水、養分などを調整した植物工場は業務用と家庭用の2方向へ進化していくと考えている。小型化、高効率化されて冷蔵庫のように家電品化するのではないだろうか。

根拠として家庭用パン焼き器を上げておこう。食パン販売価格の2倍以上のお金を支払って材料を購入し、家庭で焼きたての新鮮なパンを楽しむユーザーがいる事実だ。

コスト高になろうとも新鮮で安全な食材を希望する人達が確実に存在すれば、そこを中心として台所に農地(野菜栽培プラント)が広がっていく可能性は高いと考えている。個々の面積は狭くとも軒数が多くなれば無視できない数値になるはずだ。

まとめ

簡単に述べてみたけれど、正直農家だけで自給率向上を図るのは難しいのが現状だと思う。かといって輸入に重点を置かれたくはない。

つまるところ、農業を楽しむ文化のようなものを構築できないだろうかと。
そうすることで年齢に関係なく国産農産物に愛着を持って頂けるのではないか。


参考引用

・「食料自給率」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2010年11月7日15時(日本時間)現在での最新版を取得。

・「クラインガルテン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2010年11月7日15時(日本時間)現在での最新版を取得。